ライスフォース化粧品の安全性は?
ライスフォースにはどんな成分が使用されているのでしょうか? 毎日肌に使う化粧品だからこそ、使用されている成分と種類、それに安全性が気になりますよね。
ライスフォース製品は敏感肌の人にも刺激が少ないよう、安全性に配慮して開発されています。
公式には着色料不使用、香料不使用、石油系界面活性剤無添加、弱酸性、動物性原料不使用、全商品アレルギー・パッチテスト済とかなり安全面や健康面に留意していることが伺えます。
主成分であるライスパワーエキスは100%お米から作られているため、比較的安全と評判も高いのですが、それ以外の成分は安全なのでしょうか?? 疑り深い私なので、ライスフォースの全成分を国会図書館や厚生労働省のドキュメントで調べて、その安全性を確かめてみました。
調べてみたのは化粧水であるディープモイスチュアローション、ディープモイスチュアエッセンス、ディープモイスチュアクリームの各成分です。
ライスフォースに含まれる成分
安全性:S 人体への安全性が高くほぼ無害な成分
ライスパワーエキス
用途:保湿剤
ライスフォース独自の国産米を乳酸菌や麹菌と発酵させて生成した美容エキスです。四国の酒造メーカーである勇心酒造が開発しました。
オリーブ油
用途:油剤、保護剤
おなじみのオリーブオイル。抗酸化力・保湿力に優れ、乾燥から肌を守ります。
濃グリセリン
用途:保湿剤、変性材
植物由来の油脂成分。水分を吸湿することから、保湿作用があります。肌にはほとんど無害です。
ph調整剤
用途:ph調整剤
phをコントロールする成分。phとは酸性かアルカリ性かを表す数値で、0が強酸性、14で強アルカリ性。皮膚のphは5〜6の弱酸性なので、この数値に近いものが肌に優しいといわれています。
粘度調整剤
用途:粘度調整剤
液体の粘性を調整します。
天然ビタミンE
用途:酸化防止剤
抗酸化力に優れ活性酸素から肌をガードする脂溶性ビタミン。血管を拡張することで血行を促進します。合成ビタミンEと天然物では当然ながら天然ビタミンEのほうが安全です。
植物性スクワラン
用途:油剤、エモリント剤
直物から抽出された保護成分。潤滑性が高く、保湿剤に使われています。天然由来の保湿材なので肌になじみやすく、安全です。
カミツレ油-2
用途:香料、精油
カミツレ油には消炎、血行促進効果があり、シミやそばかすを薄める効果があります。
ヒアルロン酸Na-2
用途:半合成ポリマー、保湿剤
皮膚や軟骨を構成する高い保水性を保つ成分。体内にあるものなので安全性にすぐれています。似たような成分にはコラーゲンがありますが、コラーゲンがたんぱく質なのに対して、ヒアルロン酸は糖でできているのが特徴です。
安全性:A 安全性は高いが人により若干刺激があるもの
エタノール
用途:抗菌剤、収れん剤、溶剤
高い殺菌作用があり、殺菌はもちろんのこと、清涼感を出す目的でも使われています。エタノールはいわゆる「アルコール」なので、人によって合う合わないがはっきりでます。お酒1滴でも酔っ払ってしまう人がいるのと同じですね。
BG
用途:保湿剤、抗菌剤、エキス抽出剤
低刺激なので化粧品に広く使われている保湿剤。抗菌作用があるので、防腐剤としても使われています。
DPG
用途:香料、溶剤、粘度低下剤
ジプロピレングリコール。保湿剤や防腐剤として使用。トウモロコシ由来。大量に使うと刺激を感じることもあります。
安全性:B 安全ではあるが配合量が少ないほうが望ましいもの
グリチルリチン酸2K
用途:消炎剤
グリチルリチン酸2Kは漢方薬で使われる甘草の主成分。炎症を抑える働きがあり、美容液では肌荒れを抑え、シャンプーではフケやかゆみを抑える成分として使われています。非ステロイド系ですが、摂取しすぎると偽アルドステロン症がでる恐れがあります。
EDTA-2Na
用途:防腐剤、酸化防止剤
殺菌作用があり、防腐剤として使われています。また、製品を軟水化することで洗浄力を高めることから、洗顔料としても使われます。
軽質流動イソパラフィン
用途:合成ポリマー、油剤
皮膚をカバーし、潤いを保つ成分。ベビーオイルなど一般的な化粧品で使われている成分です。
ジメチコン
用途:閉塞材
いわゆるシリコンのこと。化粧品には様々な油が使われているため、水で落とすことはできません。そこで、鉱物油由来のシリコンを混ぜることでキレイに落とせるようになります。潤滑性、発揮性に優れています。
シクロペンタシロキサン
用途:溶剤
ファンデーションや日焼け止めに使用されており、撥水効果があるためウォータープルーフ用の成分として用いられます。環状シリコンと呼ばれ、分子量が小さいため化粧品によく馴染む性質があります。ちなみに、成分の最後に「〜コン」「シロキサン」とあるものはシリコンです。
パラベン
用途:防腐剤
ライスフォースには防腐剤として少量のパラベンが使われています。パラベンは高い抗菌活性があり、液体をカビや雑菌の繁殖などから守る役目を果たしています。
参考:上野製薬(PDF)
安全性:C やや毒性があり、配合量が少ないほうが望ましいもの
PEG(120)
低刺激で保湿効果のある増粘剤。比較的安全なため、化粧品やシャンプーなどによく使われています。
POE(25)
用途:皮膜剤
非イオン系の界面活性剤であり、主に洗顔料として利用されています。安全性は高く、コンタクトレンズの洗浄液に使われるほど。シャンプーや洗顔料など多くの化粧品に使われています。
POE・POPデシルテトラデシルエーテル
用途:合成界面活性剤、乳化剤
非イオン系の界面活性剤であり、安全性が高いとされていています。界面活性剤は、油性成分と水とを混ぜる乳化剤として洗顔料や化粧水、保湿クリームなど多くの化粧品になくてはならない成分です。
POPメチルグルコシド
用途:保湿剤、洗浄剤
エモリエント作用があり、多くの化粧品に保湿剤として使用されています。
POEステアリルエーテル
用途:乳化剤
乳液やクリームなどに使用される非イオン界面活性剤。
グリセリンモノステアリルエーテル
用途:乳化剤、保湿剤
のびが良く保湿性に優れているため、乳化剤として一般的な化粧品に使用されています。
ポリオキシエチレン
用途:合成界面活性剤、乳化剤
セスキステアリン酸ミチルグルコシド
用途:合成界面活性剤、乳化剤
ライスフォース成分のこだわりポイント
保湿成分や精油などに安全性の高い成分を使用
オリジナルの保湿エキスであるライスパワーエキス(開発自体は勇心酒造)をはじめ、天然ビタミンE、濃グリセリン、オリーブ油、カミツレ油などの精油などコストのかかる成分を使っているなど、原材料には相当こだわっていますね。保湿剤、油剤には安全性の高い成分だけが使われています。ライスフォースは値段が高いのですが、高いだけはある!という印象を受けました。また、健康面への影響が大きい成分も含まれていませんでした。
ライスフォース成分の気になる点
パラベン使用だが食用レベルの安全性
人によってはパラベンの使用が気になるかもしれません。これには理由があります。
化粧品は水分がほとんどなので、そのまま放置していれば当然腐ります。しかし、薬事法上、化粧品には3年の品質の品質保証期間が定められているために何らかの防腐剤が必要です。パラベンは代表的な防腐剤ですが、30年以上も前に表示指定成分とされてから「使ってはいけない成分」の代名詞とまで言われてきました。パラベンの中にも種類は様々あり、たしかにブチルパラベンの作用は強く、蕁麻疹などを発症する人もいると聞きます。ただ、最近の化粧品はその辺りの事情も分かっているので、比較的作用の弱いエチルパラベンやメチルパラベンを使用しています。ライスフォースについても後者使用しているようです。
基本の成分がお米という天然素材であるため、防腐剤として必要最低限のパラベンを使用しています。ライスフォースに使用しているパラベンは食品に使われているものと同じものです
化粧品でパラベンフリーをウリにする製品もありますが、例えば天然由来の防腐剤であるフェノキシエタノールをパラベンと同等の防腐作用になる量にした場合、フェノキシエタノールのほうが毒性が高くなるという指摘もあります。
そこまで考慮した上でのパラベン使用。やはりライスフォースは随所にこだわりが見えるコスメだなと感じました。
本製品をいきなり買うのは危険!
とはいえ、ライスフォース未経験者が、ライスフォースの本製品をいきなり買うのはリスクある行為です。
いかに刺激の少ないスキンケアとはいえ、肌との相性は必ず存在するからです。
ライスフォースには10日分のトライアルが用意されていますので、まずはトライアルで試してみてから本製品の購入を検討しても遅くはありません。
トライアルは初回限定ですが80%オフの大特価で購入できる上、送料無料で返品保証です。
実際に使ってみて刺激はないの? そう考える方もいらっしゃるかと思います。ライスフォースを実際に使った体験記事もありますので、こちらからどうぞ。
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