ライスフォースも米肌もライスパワーエキス配合のコスメ
「ライスフォース」の最大の魅力といえば、肌内部のセラミドを増やす効果のあるライスパワーエキスNo.11を贅沢に配合した、圧倒的な保湿力でしょう。
しかし、ライスパワーエキスNo.11を使った化粧品はライスフォースだけではありません。「米肌」(まいはだ)にもライスパワーNo.11エキスが採用されています。

ライスフォース(アイム)

米肌(コーセー)
いずれも通販コスメでライスパワーエキスを配合しているスキンケアという点では共通します。では両者の違いは一体どこにあるのでしょうか。 更に言えば、どちらを購入するのが正解なのでしょうか?
そこで、「価格」「成分」「使用感」の3つの観点から比較してみました。
ライスフォースと米肌はどちらが価格面で有利?
まず、「価格面」で両者を比較してみるとどうなるでしょうか。
製品名 | 種別 | アイテム名 | 価格 | 容量 |
ライスフォース | 化粧水 | ディープモイスチュアローション | 8,000円 | 120ml |
美容液 | ディープモイスチュアエッセンス | 10,000円 | 30ml | |
保湿クリーム | ディープモイスチュアクリーム | 8,000円 | 30g | |
米肌 | 化粧水 | 肌潤化粧水 | 5,000円 | 120ml |
美容液 | 肌潤改善エッセンス | 7,000円 | 30ml | |
保湿ジェル | 肌潤ジェル | 5,000円 | 40g |
価格面では米肌のほうが3割程度安いですね。一方、ライスフォース評判どおり価格がやや高いのがネックと言えそうです。
一方、トライアルセットの場合は米肌の3点セットは14日分で1500円(1日あたり約107円)に対し、ライスフォースの3点セットは10日分で900円(1日あたり90円)とライスフォースの方がお得となっています。
ライスフォースと米肌の成分の違いは?
次にライスフォースと米肌の「成分」は何が違うのかを見ていきましょう。
成分は美肌を作る上で重要な要素。美人の要、といっても過言ではありません。ライスフォースと米肌のどちらも、国産米を発酵・熟成させて作られたライスパワーエキスNo.11を主成分として作られています。
ともすれば「どちらも同じじゃない?」と思うかもしれません。実は、ライスパワーエキスの配合量に大きな差があるんです。
違いは「医薬部外品」と「化粧品」
それを見分けるコツは「医薬部外品」であるかどうかです。
実は米肌は美容液だけが医薬部外品で、化粧水や保湿クリームなどのアイテムは「化粧品」に分類されているのです。これ、意外と知らない人が多いんだそう。
化粧品と医薬部外品の違いは花王さんのサイトに詳しいので引用させていただくと、
「医薬部外品」とは、厚生労働省が許可した効果・効能に有効な成分が、一定の濃度で配合されています。[治療]というよりは[防止・衛生]を目的に作られています。「肌荒れ・荒れ性」「にきびを防ぐ」「日焼けによるシミ・ソバカスを防ぐ」「皮膚の殺菌」など、効果のある有効成分が配合されているのでその効果を訴求できます。
とあります。つまり、厚生労働省より効果のお墨付きを得ているのが医薬部外品というわけです。逆にいえば、効果が薄いものは医薬部外品とは認められず「化粧品として販売しなさい!」ということなんです(ここ、教科書に出そうですね!)
ライスパワーエキスNo.11の場合、「肌の水分保持機能を改善する」という点が「効果」に相当します。ひとえに「ライスパワーエキス配合」と書いてあっても、それが化粧品である場合は効果が期待できないということなんです。
ライスフォースだけ全アイテムが医薬部外品
じゃあライスフォースはどうなんだ?という話ですが、ライスフォースは化粧品、美容液、保湿クリームなど主要アイテムはすべて医薬部外品指定を受けています。
ライスパワーエキスの配合量が違う
先日、ライスフォースの販売元であるアイムのスタッフさんとお話しさせて頂く機会があったのですが、「ここだけの話、使っているライスパワーエキスの量が他メーカーさんとは全然っ違うんです」と力説されていました(書いてしまいましたが)。
製品名 | 種別 | 分類 | アイテム名 |
ライスフォース | 化粧水 | 医薬部外品 | ディープモイスチュアローション |
美容液 | 医薬部外品 | ディープモイスチュアエッセンス | |
保湿クリーム | 医薬部外品 | ディープモイスチュアクリーム | |
米肌 | 化粧水 | 化粧品 | 肌潤化粧水 |
美容液 | 医薬部外品 | 肌潤改善エッセンス | |
保湿ジェル | 化粧品 | 肌潤ジェル |
上の表を見ていただければわかる通り、最も使用頻度が高い化粧水が医薬部外品なのはライスフォースだけなんですね。
つまりライスフォースと米肌の価格差はライスパワーエキスの配合量に理由があったというわけです。
ライスフォースと米肌の使用感を比較!
最後の勝負は「使用感」です。実際にトライアルを使用して、両者のテクスチャーや保湿力を比べてみました。
ライスフォースの使用感
まずはライスフォースです。ライスフォースには3点900円と5点1400円の2つのトライアルが用意されています。
ライスフォースの化粧水「ディープモイスチュアローション」はトロっとしたテクスチャーが特徴。とろみがあるにも関わらず、肌に付けた瞬間に肌へジュワっと染み込みます。この凄まじい浸透力は体験の価値アリですね。
さらに高い保湿力と肌内部からのハリが感じられ、1日中しっとり感が続きます。暑い時期にはやや重めかもしれませんが、秋冬になったときの攻撃力は凄まじいです。医薬部外品ならではの、最高濃度のライスパワーエキスを配合しているだけのことはあると感じました。
米肌の使用感
続いて米肌のトライアルです。米肌には3点1400円のトライアルが用意されています。
一方、米肌の化粧水はライスフォースよりも水っぽいテクスチャーでバシャバシャと使える印象。
浸透力と保湿力はライスフォースに比べると1段劣ります。夏場には軽くて使いやすいかもしれませんが、秋や冬の乾燥シーズンには物足りなさを感じます。このあたりに化粧品である米肌と、医薬部外品であるライスフォースの差が出ているなと思いました。
美容液は医薬部外品だけあってなかなかの保湿力があります。保湿ジェルはベタつきがあり、使用中やや痒みを感じることも。また若干ですが米肌にはエタノール臭があり、肌への刺激も感じられました。
米肌もライスパワーエキスなのに保湿力に差
「米肌」はネットの口コミで悪評も少なく、使った感じも悪くはないのですが、冬場の午後になると肌がカピカピに乾燥してしまいました。
一方、ライスフォースの場合、午後になっても潤いが続きます(詳しくはライスフォースを365日使って分かった真実を参照)。同じライスパワーエキス配合のスキンケアなのに実際使ってみると大分差があるなと感じました。
ライスフォースと米肌、勝敗はどっち?
以上、ライスフォースと米肌の比較を「価格」「成分」「使用感」の点から比較してきました。価格は米肌、成分と使用感はライスフォースということで、今回の軍配はライスフォース挙げさせて頂きます。
お得に使えるトライアルがおすすめ
今回は私の独断と偏見で評論しましたが、個人の肌質や年齢によっても大分違いと思います。
ただ、こればかりは実際に使ってみないとわかりませんので、トライアルで試してみることをおすすめします。
米肌もライスフォースもいずれも送料は無料。ちなみにライスフォースは今だけ80%オフで購入できるそうです!!↓↓