シミに悩む女性たちライスフォースを検索している
ライスフォースのリサーチによれば
- ライスフォースが気になる
- ライスフォースを購入してみようかな
と考えてる女性は30代以上の方が多いそうです。つまり、肌に何かしらの悩みを抱えている人が多いということ。
中でも「肌のシミへの効果は?」というシミへの効き目に疑問を持っている方が多いんだとか。
例えばgoogle先生で検索してみるとこんな感じで予測変換が表示されます。
googleの予測変換は、検索数が多いものが予測語として反映される仕組み。
つまり、「ライスフォース シミ」で検索している人が多いということなんですね。
ライスフォースはシミに効果あるのか?
実際、ライスフォースはシミに対して効果があるのでしょうか?
ここでいう「効果」とは
- 使い続けるとシミが薄くなるの?
- 老人性肝斑や炎症後色素沈着など、どのシミに効くの?
- どのくらいの期間で違いを感じられるの?
の3つがあると思います。
私は2015年に「ライスフォースマニア」を立ち上げる以前から5年以上ライスフォースを使い続けています。
そんなライスフォースの酸いも甘いも知った私が、ライスフォースのシミへの効果について検証してみました。
ライスフォースの成分から検証してみる
そもそもシミとはなんでしょうか。
ライスフォースの親会社である第一三共ヘルスケアのサイトでは、シミをこう定義しています。
シミとは、皮膚内で作られるメラニンという色素が沈着したもの。紫外線を浴び続けることでできる「日光黒子(老人性色素斑)」がもっとも一般的ですが、子供の頃からみられるソバカスや、ホルモンバランスの崩れが関係する「肝斑」というシミもあります。
引用:第一三共ヘルスケア
わかりやすくいうと「シミって老人性色素斑が有名だけどソバカスとか色々種類があるよ」とうわけですね。
そこで、まずはシミの種類について整理しておきましょう。
代表的なシミの種類は4種類
シミの種類 | 特徴 | 原因 |
老人性色素斑 | 一般的にシミと呼ばれるのがこの老人性色素斑です。「日光性黒子」(日光黒子)とも言います。色は淡褐色~濃褐色、つまり茶色や黒の色素を持った斑点で、全身にみられます。目立つのは顔ですが手や背中、首筋など露出部に多い傾向があります。紫外線が原因で、名前の通り加齢に従い増えます。 | 紫外線によるメラニンの増加 |
肝斑 | 主に女性にできるシミで女性ホルモンが関わっているとされます。主に頬にできやすく、老人性色素斑にはない「左右対称」という独特の特徴を持っています。ストレスや経口避妊薬などホルモンバランスの乱れとともに発生します。 | ホルモンバランスの乱れ |
ソバカス | ソバカスは「蕎麦のカス」から由来しているように、数ミリ程度の丸い斑点が特徴です。老人性色素斑が後天性なのに対し、そばかすは遺伝による影響が強いと言われています。主に顔を中心に見られます。別名「雀卵斑」(じゃくらんはん) | 遺伝 |
炎症後色素沈着 | ニキビ痕や虫さされの後が色素沈着を起こし、シミのような痕になることを言います。後天的な原因によるものですが、ターンオーバーによ理薄くなったり消えたりします | ニキビや虫さされなどの炎症 |
シミに効く成分とは?
シミに効く成分は「薬用美白成分」と呼ばれており、これを成分として配合する場合には厚生労働省の認可が必要です。
だから、適当なものを「シミに効く」として売り出すと薬事法違反になるんですね。
ではどんな成分が美白成分として認められているのでしょうか。
厚生労働省認可の美白成分一覧
- ビタミンC誘導体
- プラセンタエキス
- トラネキサム酸
- ニコチン酸アミド
- アルブチン
- カモミラET
- マグノリグナン
- ルシノール(4-n-ブチルレゾルシノール)
- リノール酸
- エラグ酸
- コウジ酸
- t-シクロアミノ酸誘導体
- 4MSK(4-メトキシサリチル酸カリウム塩)
ライスフォースに配合されている美白成分は?
ライスフォースでシミ対策ができるとするならば、上記の美白成分のいずれかが含まれている必要があります。
ところで「ライスフォース」と一口に言っても、実はいくつかの種類があります。
一番有名なのは青いボトルの「ディープモイスチュアシリーズ」。
このディープモイスチュアシリーズは保湿がメインのため、美白成分は含まれていないのです。
【有効成分】ライスパワーNo.11【その他成分】水、エタノール、BG、DPG、濃グリセリン、グリチルリチン酸2K、DL-PCA・Na液、大豆リゾリン脂質液、ヒアルロン酸Na-2、植物性スクワラン、天然ビタミンE、PEG(120)、POE・POPデシルテトラデシルエーテル、POE(25)POP(30)、カミツレ油-2、粘度調整剤、pH調整剤、メチルパラベン
※「ディープモイスチュアローション」の成分
次に有名なのは「アクポレス」。
最近リニューアル発売された、ライスパワーエキスNo.6を配合する医薬部外品のニキビ・毛穴ケアラインです。
さて、アクポレスはシミ対策できるのでしょうか?
【有効成分】ライスパワーNo.6(米エキスNo.6)、グリチルリチン酸2K
【その他成分】水、乳酸、DLーリンゴ酸、サンザシエキス、グレープフルーツエキス、リンゴエキス、タイソウエキス、オレンジ果汁、ライム果汁、レモン果汁、モモ果汁、ハマメリスエキス、ユーカリ油、ローズマリー油、カミツレ油ー2、茶エキスー1、濃グリセリン、ブドウ糖、大豆リゾリン脂質液、ショ糖脂肪酸エステル、BG、DPG、PEG(120)、DLーPCA・Na液、ベタイン、オクタン酸セチル、エタノール、POE・POPデシルテトラデシルエーテル、pH調整剤、メチルパラベン
※「アクポレス リフレッシュスキントナー」の成分
残念ながらアクポレスにも美白成分は含まれていないんですね。
シミ対策できるのは「ホワイトニングクリアエッセンス」
ライスフォースでシミ対策できるのは、現状では「ホワイトニングクリアエッセンス」だけです。
実はこれ、ライスフォースの5点トライアルキットに含まれているアイテムなんですね。だから「ライスフォースでシミ対策できる」と思っている方も多いかもしれません(そして、正解です)。
美白成分である「ビタミンC誘導体」の改良型を配合
ホワイトニングクリアエッセンスには、美白成分として厚生労働省が認めたビタミンC誘導体が配合されています。そのため、化粧品ではなく、効果が認められた医薬部外品として販売されているのです。
ダメージから肌を守る力を高める「ライスパワーNo.23エキス」とメラニンを抑制する「持続性ビタミンC誘導体」を配合した薬用美白美容液。肌を整えながら、透明感のあるクリアな肌へと導きます。
引用:ホワイトニングクリアエッセンス
さらにホワイトニングクリアエッセンスは、タダのビタミンC誘導体ではなく、長時間効果が持続する持続性ビタミンC誘導体を採用しています。
このため塗り直しの必要なくシミやくすみといった年齢肌にアプローチしてくれるんです。
ライスフォースでケアできるシミの種類
先ほどシミの種類は4種類あると述べました。
この中では「老人性色素斑」「ソバカス」についてはスキンケアでの対処が難しいシミといえます。
なぜなら、老人性色素斑は長年の紫外線による色素沈着なのでとても頑固。ソバカスは遺伝的なものだからです。
肝斑と炎症性色素沈着のセルフケア
一方、「肝斑」と「炎症性色素沈着」についてはセルフケアが可能なシミといえます。
肝斑については、美白成分の効能として「肝斑に効果がある」と述べて良いことになっています。
肝斑でお悩みの方はライスフォースのホワイトニングクリアエッセンスなど、美白成分配合のスキンケアでケアすると良いでしょう。
炎症性色素沈着は放っておいても消えることがありますが、ビタミンCとともに肌の新陳代謝(ターンオーバー)を促すことが大切です。
黒色メラニンの生成を抑制するために、ビタミンCを多く含む食品の摂取をおすすめします。また、ターンオーバーが乱れると色素沈着が薄くなりにくくなるため、ターンオーバーのはたらきをサポートするL-システインが含まれている食品なども一緒に補うと効果的です。
引用:エスエス製薬
私は体質のためか、虫さされの跡が炎症性色素沈着になることがよくあります。
この場合、ホワイトニングクリアエッセンスとハイチオールCでがっちりとケアすることで、1ヶ月ほどで跡形もなくなります。ぜひお試しを。
ターンオーバー促進のためには、生活習慣や食事バランスも重要。正しいスキンケアとともに、日常生活の見直しがポイントとなりそうです。
さらにシミを悪化させないよう紫外線対策もしっかり行いたいものです。
まとめ
結論としては、ライスフォースのホワイトニングクリアエッセンスでシミ対策が可能です。厚生労働省認可の美白成分である「ビタミンC誘導体」を配合しているためです。
一方、ライスフォースのディープモイスチュアローションなどには美白成分が含まれていないので、シミには効果薄です(ターンオーバーの正常化により炎症性色素沈着には効き目があるかもしれません)。
ディープモイスチュアシリーズは乾燥肌やシワなどには効果絶大なので使い分けるとよいでしょう。